Saint-Gobain、産業現場の脱炭素化に向け15年間の太陽光発電供給契約を締結

Saint-Gobain、産業現場の脱炭素化に向け15年間の太陽光発電供給契約を締結

10月2日、建設資材・サービス企業のSaint-Gobainは、北米の工業用地の脱炭素化を目指し、新たにTotal Energiesと100MW、15年間の再生可能エネルギーによる電力購入契約(PPA)を締結したと発表した。

本契約は、Saint-Gobainにとって北米で3件目のPPAとなり、同社の電力による排出量を年間9万トン相殺する見込みである。3つのPPAを合わせると、北米における同社のスコープ2排出量を70%以上削減できる見込みである。

新契約では、Total Energiesは、2024年に稼働する予定のテキサス州を拠点とする新しいデンマーク・フィールズ太陽光発電所からエネルギーを供給する。Total Energiesは、2025年までに再生可能エネルギーによる発電設備容量を35GW、2030年までに全世界で100GWにするという目標を掲げている。

【参照ページ】
(原文)United States: TotalEnergies signs a new long-term solar power supply agreement with Saint-Gobain
(日本語参考訳)サンゴバン、産業現場の脱炭素化に向け15年間の太陽光発電供給契約を締結

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