気候危機諮問グループ(CCAG)「2050年までに温室効果ガスのネット・ゼロ排出量目標では不十分」と警告

気候危機諮問グループ(CCAG)は8月26日、2050年までに温室効果ガスの正味ゼロ排出量に到達するのは「遅すぎる」とするレポートを発表した。「ネット・ゼロ」ではなく「ネット・マイナス」でなければ、パリ協定の2100年までの地球温暖化を1.5°C以内にするという長期的な気温目標を達成できないとしている。

CCAGは温室効果ガス削減を実現するために必要な研究開発に資金について、公的資金の必要性を強調した。

【参照ページ】
(原文)Net zero by 2050 is “too little too late”: world-leading scientists urge global leaders to focus on net negative strategies
(日本語訳)気候危機諮問グループ(CCAG)が警告「2050年までに温室効果ガスの正味ゼロ排出量目標では不十分」

関連記事

“ツールーへのリンク"

おすすめ記事

  1. ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    2024-5-15

    ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    上場企業であれば気候変動の情報開示が当たり前になってきたのと同じく、人材のウェルビーイングの実現に…
  2. CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    2024-5-7

    CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    CSRD(Corporate Sustainability Reporting Directive…
  3. ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    2024-4-30

    ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    ESG投資の流れは国内外において拡大を続けている分野であり、注目を集めている。投資家のニーズに応え…

ピックアップ記事

  1. コーポレートガバナンスの重要性と課題:国内での透明な開示対応

    2024-10-16

    コーポレートガバナンスの重要性と課題:国内での透明な開示対応

    コーポレートガバナンスとは、企業が持続可能な成長を遂げるための管理体制や仕組みを指す。透明で公正な…
  2. お役立ちツール「開示基準の早見表」のご紹介

    2024-10-15

    お役立ちツール「開示基準の早見表」のご紹介

    ESG Journalでは、実務に役立つ資料やツールを無料で公開しています。今回は、大好評の「開示…
  3. 環境省

    2024-10-15

    環境省、「プラスチック資源循環におけるマスバランス方式の基本的考え方」を発表

    9月26日、環境省は「プラスチック資源循環におけるマスバランス方式の活用に関する基本的な考え方」を…

““登録02へのリンク"

ページ上部へ戻る