マクドナルド、店内での飲み放題サービスを廃止へ

9月8日、ファーストフードチェーン米マクドナルドは、2032年までに米国店舗でのソフトドリンク飲み放題サービスを廃止すると発表した。

米国では、顧客はドリンク注文時に空のカップを手渡され、飲食スペースに設置されているディスペンサーから飲料を補給する。しかし、パンデミック以降、消費者行動の変化により、ドライブスルーやデリバリー・サービスが急増し、店舗での飲食客が減ったため、飲み放題サービスの需要は減少した。今後は、スタッフ側にディスペンサーを設置し、補充してから手渡す手法となる。

マクドナルドは今後、「CosMc’s」と呼ばれる、飲食スペースを縮小した新しいサステナブルな小型店舗の建設を計画している。

また、ハイテク・ドライブスルーの設置にも言及。マクドナルドの直近の決算報告によると、アプリやUberのような提携企業を通じての注文は現在、総売上高の40%を占めている。

【参照ページ】
(原文)McDonald’s is getting rid of self-serve soda machines
(日本語参考訳)マクドナルド、飲み放題サービスを廃止へ

関連記事

“ホワイトペーパーへのリンク"

おすすめ記事

  1. ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    2024-5-15

    ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    上場企業であれば気候変動の情報開示が当たり前になってきたのと同じく、人材のウェルビーイングの実現に…
  2. CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    2024-5-7

    CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    CSRD(Corporate Sustainability Reporting Directive…
  3. ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    2024-4-30

    ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    ESG投資の流れは国内外において拡大を続けている分野であり、注目を集めている。投資家のニーズに応え…

ピックアップ記事

  1. 2024-7-23

    シェルパ、東洋経済新報社とシステム連携契約を締結

    7月23日、シェルパ・アンド・カンパニー株式会社が開発・提供する企業向けESG情報開示支援クラウド…
  2. 2024-7-17

    GRI、新たにCSRD/ESRS開示のためのサポートサービスをリリース

    7月10日、GRI(Global Reporting Initiative)は、新しいGRI-ES…
  3. 2024-7-17

    JCI、1.5℃目標に整合する2035年目標を政府に求める。216団体が賛同

    7月8日、気候変動イニシアティブ(JCI)は、「1.5度目標と整合する野心的な2035年目標を日本…
ページ上部へ戻る