BCGとDoconomy、金融機関向け気候テックソリューションで提携

BCGとDoconomy、金融機関向け気候テックソリューションで提携

9月12日、ボストン・コンサルティング・グループ(BCG)は、金融機関への持続可能性ソリューションとツールの提供を目的とした、気候変動技術プロバイダーであるドコノミーとの新たな戦略的パートナーシップの開始を発表した。

2018年に設立されたスウェーデンを拠点とするDoconomyは、ユーザーが環境的に持続可能な金融上の意思決定を行うことを可能にするツールを開発し、消費者が取引による環境影響を測定・理解し、より持続可能な選択ができるよう支援している。同社のソリューションには、銀行や決済プロバイダーなどの金融サービスプロバイダーが顧客に取引に基づく影響計算を提供できるようにする「オーランド・インデックス」などがある。

両社は、気候技術ソリューションと戦略的洞察力を提供することで、顧客が持続可能なインパクトを実現できるよう協力していく。

【参照ページ】
(原文)Doconomy and BCG Announce Strategic Partnership to Expand Access to Tech Solutions That Advance Climate Action
(日本語参考訳)ドコノミーとBCG、気候変動対策を促進する技術ソリューションへのアクセス拡大に関する戦略的パートナーシップを発表

関連記事

“ランキングのリンク"

おすすめ記事

  1. ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    2024-5-15

    ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    上場企業であれば気候変動の情報開示が当たり前になってきたのと同じく、人材のウェルビーイングの実現に…
  2. CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    2024-5-7

    CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    CSRD(Corporate Sustainability Reporting Directive…
  3. ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    2024-4-30

    ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    ESG投資の流れは国内外において拡大を続けている分野であり、注目を集めている。投資家のニーズに応え…

ピックアップ記事

  1. ESGフロントライン:潮流を読む~SEC気候開示規則の弁護を放棄ー規制後退の中で問われる企業の姿勢と対応

    2025-3-31

    ESGフロントライン:潮流を読む~SEC気候開示規則の弁護を放棄ー規制後退の中で問われる企業の姿勢と対応

    ※本記事は、ESG Journal編集部が注目のニュースを取り上げ、独自の視点で考察しています。 …
  2. 2025-3-27

    【GPIF発表】「優れた統合報告書」と「改善度の高い統合報告書」選定結果

    3月11日、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)は、国内株式の運用を委託している運用機関に対…
  3. 2025-3-24

    CDP、ESRS報告基準との対照表を発表

    3月18日、欧州財務報告諮問グループ(EFRAG)と国際的な非営利団体であるCDPは、欧州サステナ…

““登録03へのリンク"

ページ上部へ戻る