循環型電池材料のRedwood、米国での生産能力増強のため1,460億円以上を調達

循環型電池材料のRedwood、米国での生産能力増強のため1,460億円以上を調達

8月29日、サーキュラー・エコノミーを重視する電池材料のRedwoodは、シリーズDエクイティ・ラウンドで10億ドル(約1,460億円)以上を調達したと発表した。同社によると、今回の資金調達で得た資金は、生産能力の増強と国内サプライチェーンの拡大に充てられる。

テスラの共同創業者で元CTOのJB Straubelが2017年に設立したネバダ州に本拠を置くRedwoodは、リチウムイオン電池のクローズドループの国内サプライチェーンを構築することに重点を置き、電池材料の回収、リサイクル、精製、再製造を行っている。同社は主要な電池要素の95%を回収し、原材料を米国の電池メーカーに供給しており、2025年までに年間100万台のEV、2030年までに年間500万台のEVに十分な負極と正極を生産することを目指している。

【参照ページ】
(原文)Redwood Materials raises over $1 billion in Series D investment round
(日本語参考訳)循環型電池材料のRedwood、米国での生産能力増強のため1,460億円以上を調達

関連記事

おすすめ記事

  1. ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    2024-5-15

    ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    上場企業であれば気候変動の情報開示が当たり前になってきたのと同じく、人材のウェルビーイングの実現に…
  2. CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    2024-5-7

    CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    CSRD(Corporate Sustainability Reporting Directive…
  3. ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    2024-4-30

    ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    ESG投資の流れは国内外において拡大を続けている分野であり、注目を集めている。投資家のニーズに応え…

ピックアップ記事

  1. 2025-6-16

    機関投資家のESG投資への意欲揺るがず―BNPパリバ調査

    5月、BNPパリバの証券サービス部門は世界の機関投資家を対象としたESG(環境・社会・ガバナンス)…
  2. 2025-6-13

    CSRD改革案に欧州企業が懸念 調査で現場の支持と課題が明らかに

    5月、欧州のNGOであるWeAreEuropeは、CSRD(企業サステナビリティ報告指令)について…
  3. 2025-6-12

    環境省、中小企業の脱炭素化支援へ新指針 – 地域ぐるみで推進

    5月19日、環境省は中小企業の脱炭素経営を推進するための「地域ぐるみでの支援体制構築ガイドブック(…

““登録01へのリンク"

ページ上部へ戻る