AIベースの水管理スタートアップWint、約50億円を調達

AIベースの水管理スタートアップWint、約50億円を調達

8月10日、水管理と漏水防止ソリューションのプロバイダーであるWint Water Intelligenceは、3,500万ドル(約50億円)の資金調達を行ったと発表した。

2011年に設立されたイスラエルを拠点とするWintは、建物内の水漏れ、廃棄物、損傷の防止を通じて、企業の環境フットプリントの削減を支援している。同社の人工知能とIoT技術をベースとしたソリューションにより、商業施設・建設現場・工業メーカーは、水の無駄を削減し、二酸化炭素排出量を削減し、漏水によるコストと環境への影響を防止し、建設現場や商業・住宅ビルでの水害を防ぐことができる。

同社によると、今回の資金調達ラウンドは世界的な市場拡大と技術革新を支援するものである。

シリーズCの資金調達ラウンドは、欧州の気候テックファンドのInven Capitalとソフトウェア投資家のInsight Partnersが主導し、不動産テックに特化したTaronga Venturesやその他のプロップテックや建設テック投資家も参加した。

【参照ページ】
(原文)WINT announces $35 million Series C funding round
(日本語参考訳)AIベースの水管理スタートアップWint、約50億円を調達

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