産業脱炭素化のスタートアップGlassPoint、約11億円を調達

産業脱炭素化のスタートアップGlassPoint、約11億円を調達

7月31日、産業界の脱炭素化に特化したスタートアップGlassPointは、シリーズA資金調達ラウンドで800万ドル(約11億円)を調達し、排出削減が困難な産業プロセス熱からの二酸化炭素排出を削減するソリューションを支援すると発表した。

ニューヨークを拠点とするGlassPointは2009年に設立され、太陽熱技術を使って蒸気を発生させ、鉱業や金属、化学、建設資材、海水淡水化などの排出削減が困難な産業における二酸化炭素排出量を削減する太陽熱蒸気発生器の設計・製造を行っている。同社のソリューションは、産業用プロセス熱からの二酸化炭素排出量を削減することが大規模に実証された唯一のものである。

GlassPointによると、今回の資金調達により、同社は事業を拡大し、産業企業の脱炭素化とネット・ゼロへの取り組みをさらに支援することが可能になるという。

【参照ページ】
(原文)Solar Startup GlassPoint Lands $8 Million After a Reboot
(日本語参考訳)産業脱炭素化のスタートアップGlassPoint、約11億円を調達

関連記事

“ツールーへのリンク"

おすすめ記事

  1. ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    2024-5-15

    ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    上場企業であれば気候変動の情報開示が当たり前になってきたのと同じく、人材のウェルビーイングの実現に…
  2. CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    2024-5-7

    CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    CSRD(Corporate Sustainability Reporting Directive…
  3. ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    2024-4-30

    ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    ESG投資の流れは国内外において拡大を続けている分野であり、注目を集めている。投資家のニーズに応え…

ピックアップ記事

  1. コーポレートガバナンスの重要性と課題:国内での透明な開示対応

    2024-10-16

    コーポレートガバナンスの重要性と課題:国内での透明な開示対応

    コーポレートガバナンスとは、企業が持続可能な成長を遂げるための管理体制や仕組みを指す。透明で公正な…
  2. お役立ちツール「開示基準の早見表」のご紹介

    2024-10-15

    お役立ちツール「開示基準の早見表」のご紹介

    ESG Journalでは、実務に役立つ資料やツールを無料で公開しています。今回は、大好評の「開示…
  3. 環境省

    2024-10-15

    環境省、「プラスチック資源循環におけるマスバランス方式の基本的考え方」を発表

    9月26日、環境省は「プラスチック資源循環におけるマスバランス方式の活用に関する基本的な考え方」を…

““登録03へのリンク"

ページ上部へ戻る