7月27日、英政府のトランジション・プラン・タスクフォース(TPT)は、トランジション・プラン(カーボンニュートラル実現までの計画)の法定義務化スケジュールに関する最新版「Building momentum for transition plans」を発表した。本書は、2023年10月に公表予定の最終的な実施街ダンスの対象となるセクターや、2022年末に公表されたTPT情報開示枠組みと実施ガイダンスの草案に関する協議の主要テーマも公表されている。

今後、世界的に移行計画に関する規制への軸足を移すことが予想される上、G7、G20、UNSGをはじめ多くの規制フォーラムから行動を求める強い要請があるとして、企業が気候変動に迅速に対処する必要性を述べた。

強固かつ信頼性の高い気候変動移行計画を事業戦略に組み込むことで、企業は、レジリエンスの構築、気候変動への対応と予測、ネット・ゼロへの世界的移行への貢献など、今後数年間に必要とされる変革に戦略的に関与することができるようになる。

【参照ページ】
(原文)Building momentum for transition plans – status update published
(日本語訳)TPT、移行計画の法定義務化についてアップデートを発表

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