7月19日、ロシア銀行は上場企業に対してESGをどのように考慮しているか、また、これらの要素をビジネスモデルや開発戦略にどのように導入しているかについての情報開示を推奨すると発表した。
規制当局が策定した提言により、市場参加者は事業を行う上での環境への影響や社会的責任に関する情報を構造化することができ、投資家は長期的な財務安定性を判断することができるようになるとしている。
この提言は、国際基準であるTCFD(気候関連財務開示に関するタスクフォースの提言)およびGRI(グローバル・レポーティング・イニシアティブ基準)に基づいて作成されており、ESG要素に関する情報開示に関心のある人々にとって法論的な資料と位置づけている。
【参照ページ】
(原文)Bank of Russia recommends that public joint-stock companies disclose information about ESG factors