ロシア銀行、上場企業にESG情報開示を推奨

ロシア銀行、上場企業にESG情報開示を推奨

7月19日、ロシア銀行は上場企業に対してESGをどのように考慮しているか、また、これらの要素をビジネスモデルや開発戦略にどのように導入しているかについての情報開示を推奨すると発表した。

規制当局が策定した提言により、市場参加者は事業を行う上での環境への影響や社会的責任に関する情報を構造化することができ、投資家は長期的な財務安定性を判断することができるようになるとしている。

この提言は、国際基準であるTCFD(気候関連財務開示に関するタスクフォースの提言)およびGRI(グローバル・レポーティング・イニシアティブ基準)に基づいて作成されており、ESG要素に関する情報開示に関心のある人々にとって法論的な資料と位置づけている。

【参照ページ】

(原文)Bank of Russia recommends that public joint-stock companies disclose information about ESG factors

関連記事

“ランキングのリンク"

おすすめ記事

  1. ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    2024-5-15

    ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    上場企業であれば気候変動の情報開示が当たり前になってきたのと同じく、人材のウェルビーイングの実現に…
  2. CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    2024-5-7

    CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    CSRD(Corporate Sustainability Reporting Directive…
  3. ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    2024-4-30

    ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    ESG投資の流れは国内外において拡大を続けている分野であり、注目を集めている。投資家のニーズに応え…

ピックアップ記事

  1. 2025-4-2

    金融業界の95%のCO2排出は「間接的」:資金提供排出の実態

    3月6日、米信用情報大手のEquifaxが新たなブログを発表し、金融機関の温室効果ガス排出の約95…
  2. 2025-4-2

    サステナビリティの課題と機会 – 財務・ITとの連携が成功のカギ

    2月27日、ERM Sustainability Institute、Salesforce、Glo…
  3. ESRS開示の実態調査(2024年上半期)から見えた企業が抱える共通課題とは

    2025-4-1

    ESRS開示の実態調査(2024年上半期)から見えた企業が抱える共通課題とは

    CSRD(企業サステナビリティ報告指令)のオムニバス草案が提出され、欧州の開示規則が変わる中、20…

““登録03へのリンク"

ページ上部へ戻る