ロシア銀行、上場企業にESG情報開示を推奨

ロシア銀行、上場企業にESG情報開示を推奨

7月19日、ロシア銀行は上場企業に対してESGをどのように考慮しているか、また、これらの要素をビジネスモデルや開発戦略にどのように導入しているかについての情報開示を推奨すると発表した。

規制当局が策定した提言により、市場参加者は事業を行う上での環境への影響や社会的責任に関する情報を構造化することができ、投資家は長期的な財務安定性を判断することができるようになるとしている。

この提言は、国際基準であるTCFD(気候関連財務開示に関するタスクフォースの提言)およびGRI(グローバル・レポーティング・イニシアティブ基準)に基づいて作成されており、ESG要素に関する情報開示に関心のある人々にとって法論的な資料と位置づけている。

【参照ページ】

(原文)Bank of Russia recommends that public joint-stock companies disclose information about ESG factors

関連記事

サスティナビリティ情報開示の潮流へのリンク

ピックアップ記事

  1. 2023-12-6

    CREA、2024年に中国の二酸化炭素排出量が減少に転じる可能性を示唆

    11月13日、フィンランドの環境シンクタンクである「エネルギー・クリーンエア研究センター(CREA…
  2. シュナイダーエレクトリックとアルセロール・ミタル、再生鋼板「XCarb RRP」の供給に関するパートナーシップを締結

    2023-12-6

    シュナイダーエレクトリックとアルセロール・ミタル、再生鋼板「XCarb RRP」の供給に関するパートナーシップを締結

    11月15日、仏国の重電設備大手、シュナイダーエレクトリックは、ルクセンブルクの製鉄世界大手、アル…
  3. 2023-12-6

    RANのランキング、食品・消費財大手10社のサプライチェーンにおける森林破壊と人権の評価

    11月17日、環境NGOレインフォレスト・アクション・ネットワーク(RAN)は食品・消費財大手10…

アーカイブ

ページ上部へ戻る