ResponsAbility、気候に焦点を当てた食料・農業戦略のために約152億円を調達

ResponsAbility、気候に焦点を当てた食料・農業戦略のために約152億円を調達

6月20日、インパクト・アセット・マネージャーのResponsAbilityは、世界の気候変動目標に沿った世界の食料システムの変革を支援することを目的とした、気候変動に配慮した食料システム投資ソリューションのために1億600万ドル(約152億円)を調達したと発表した。

2022年2月に開始されたこのプライベート・デット・ソリューションは、気候変動の緩和、食品ロスの削減、零細農家の気候変動回復力の促進などの目標を掲げ、アジア太平洋、ラテンアメリカ、アフリカの食品バリューチェーン全体にわたる革新的な事業に対して、長期的な拡大融資を提供する。

本戦略には、グローバル・アフェアーズ・カナダ、オランダ起業家開発銀行(FMO)、デンマーク途上国投資基金(IFU)、ビザ財団、カルバート・インパクト・キャピタル、バンク・オブ・アメリカ、セニアースが新たに出資した。同戦略は、KfWをアンカー投資家として発足した。

【参照ページ】
(原文)responsAbility mobilizes USD 106 million for a climate-smart agriculture & food systems strategy from public and private sector impact investors
(日本語訳)レスポンスアビリティ、気候変動に対応した農業・食料システム戦略のために、官民のインパクト投資家から1億600万米ドルを調達

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