6月21日、バンク・オブ・アメリカは、アメリカン・エキスプレス・グローバル・ビジネス・トラベル(アメックスGBT)とシェル・アビエーションが提供する持続可能な航空燃料(SAF)購入プログラムに参加することを発表した。
ブロックチェーンを活用したAveliaプラットフォーム上で100万ガロンのSAFを使用して昨年開始された本プログラムは、ブック・アンド・クレーム・モデルを利用しており、出張者は出発空港でSAFが入手できない場合でも、SAFの代金を支払い、環境上のメリットを請求することができる。
本ソリューションは、シェルとアクセンチュアがエネルギー・ウェブ財団(EWF)の支援を受けて開発したもので、アメックスGBTの出張管理サービスも含まれ、1万9,000人のグローバル顧客からのSAFに対するグローバルな需要を集約している。
今回の発表は、本プログラムに参加する最初の金融機関となる。バンク・オブ・アメリカは昨年、SAFに焦点を当てた一連のコミットメントを設定した。これには、2030年までに10億ガロンのSAFの生産と利用を支援し、SAFやその他の低炭素航空ソリューションの生産に20億ドル(約2,836億円)の持続可能な資金を動員する目標や、2030年までに企業および商業用ジェット燃料の年間総使用量の少なくとも20%(年間約300万ガロンのSAFに相当)にSAFを利用する目標などが含まれる。
【参照ページ】
(原文)Bank of America to Join one of the World’s Largest Sustainable Aviation Fuel (SAF) Programs
(日本語訳)バンク・オブ・アメリカ、世界最大級の持続可能な航空燃料(SAF)プログラムに参加