エレン・マッカーサー財団、企業に循環型フードデザインの導入を奨励

エレン・マッカーサー財団、企業に循環型フードデザインの導入を奨励

5月24日、エレン・マッカーサー財団は、小売業者、サプライヤー、生産者、新興企業に対し、循環型フードデザインの導入を促す「Big Food Redesign Challenge」を開始することを発表した。

本イニシアティブは、企業が循環型デザインの原則を使用して新しい食品を設計するか、既存の食品を再設計することに挑戦するもので、自然を再生する方法で生産されることを意味する。

エレン・マッカーサー財団は、気候変動、生物多様性の損失、廃棄物、汚染に対処するため、循環型経済の発展を推進しており、コンペティションの最初のデザインが年内に完成し、成功したコンセプトは2024年に生産開始されることを期待している。

Big Food Redesign Challengeは、People’s Postcode Lotteryを通じて集められた資金とDream Fundを通じて授与される資金によって支えられており、Schmidt Family Foundationによる追加サポートもある。

【参照ページ】
(原文)Ellen MacArthur Foundation Launches Industry Challenge to Redesign our Food System
(日本語訳)エレン・マッカーサー財団、企業に循環型フードデザインの導入を奨励

関連記事

“ホワイトペーパーへのリンク"

おすすめ記事

  1. ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    2024-5-15

    ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    上場企業であれば気候変動の情報開示が当たり前になってきたのと同じく、人材のウェルビーイングの実現に…
  2. CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    2024-5-7

    CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    CSRD(Corporate Sustainability Reporting Directive…
  3. ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    2024-4-30

    ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    ESG投資の流れは国内外において拡大を続けている分野であり、注目を集めている。投資家のニーズに応え…

ピックアップ記事

  1. 2024-7-23

    シェルパ、東洋経済新報社とシステム連携契約を締結

    7月23日、シェルパ・アンド・カンパニー株式会社が開発・提供する企業向けESG情報開示支援クラウド…
  2. 2024-7-17

    GRI、新たにCSRD/ESRS開示のためのサポートサービスをリリース

    7月10日、GRI(Global Reporting Initiative)は、新しいGRI-ES…
  3. 2024-7-17

    JCI、1.5℃目標に整合する2035年目標を政府に求める。216団体が賛同

    7月8日、気候変動イニシアティブ(JCI)は、「1.5度目標と整合する野心的な2035年目標を日本…
ページ上部へ戻る