エレン・マッカーサー財団、企業に循環型フードデザインの導入を奨励

エレン・マッカーサー財団、企業に循環型フードデザインの導入を奨励

5月24日、エレン・マッカーサー財団は、小売業者、サプライヤー、生産者、新興企業に対し、循環型フードデザインの導入を促す「Big Food Redesign Challenge」を開始することを発表した。

本イニシアティブは、企業が循環型デザインの原則を使用して新しい食品を設計するか、既存の食品を再設計することに挑戦するもので、自然を再生する方法で生産されることを意味する。

エレン・マッカーサー財団は、気候変動、生物多様性の損失、廃棄物、汚染に対処するため、循環型経済の発展を推進しており、コンペティションの最初のデザインが年内に完成し、成功したコンセプトは2024年に生産開始されることを期待している。

Big Food Redesign Challengeは、People’s Postcode Lotteryを通じて集められた資金とDream Fundを通じて授与される資金によって支えられており、Schmidt Family Foundationによる追加サポートもある。

【参照ページ】
(原文)Ellen MacArthur Foundation Launches Industry Challenge to Redesign our Food System
(日本語訳)エレン・マッカーサー財団、企業に循環型フードデザインの導入を奨励

関連記事

おすすめ記事

  1. TCFD×TNFD統合開示ガイド:いま企業が備えるべき実務対応とは?

    2025-8-20

    TCFD×TNFD統合開示ガイド:いま企業が備えるべき実務対応とは?(再掲)

    ※2025年5月28日公開済みの記事を一部更新し再掲している。 企業のサステナビリティ関連の…
  2. 【新着】ESRS改訂の全体像と今後への示唆ートピック別の変更点の整理ー

    2025-8-6

    【新着】ESRS改訂の全体像と今後への示唆ートピック別の変更点の整理ー

    ※本記事は、2025年7月31日時点の情報を元に作成している。今後の動向により内容は随時更新される…
  3. TCFD・IFRS・CSRDの移行計画とは:業界別に考える開示ポイント

    2025-7-10

    TCFD・IFRS・CSRDの移行計画とは:業界別に考える開示ポイント

    ※本記事は2024年10月の内容にGX-ETSに関する内容を追記し再掲載している。(2025年7月…

ピックアップ記事

  1. サステナビリティ開示におけるタクソノミ導入と実務対応のポイント

    2025-8-22

    サステナビリティ開示におけるタクソノミ導入と実務対応のポイント

    2025年8月8日、金融庁は、「2027年版EDINETタクソノミの開発案」を公表した。これは、I…
  2. 2025-8-19

    PR【対談&ワークショップ】第一生命が語る「ESG開示」と「企業価値向上」

    毎回満員御礼でご好評をいただいているESG Journal 会員向けのESG Journal …
  3. 2025-8-18

    金融庁、EDINET新タクソノミ案公表 27年版ではサステナ情報開示も検討

    8月8日、金融庁は企業の有価証券報告書などで利用される電子開示システム「EDINET」の基盤となる…

““登録01へのリンク"

ページ上部へ戻る