IRENAとthyssenkrupp、グリーン水素ソリューションの加速に合意

5月5日、国際再生可能エネルギー機関(IRENA)は、世界の開発とパリ協定の目標達成に向け、グリーントランスフォーメーションを推進することを目的として、thyssenkruppとパートナーシップ協定を締結したと発表した。

本協定により、両機関は、需要、供給、インフラの水素バリューチェーン全体を通じて、グリーン水素やその他のグリーンエネルギーキャリアの大規模生産・供給とその輸送に関する知識を共有し、協力することになる。本契約は、IRENAのFrancesco La Camera事務局長とthyssenkruppのMartina Merz最高経営責任者が、仮想セレモニーで署名した。

本協力関係の範囲には、さまざまな産業や国内の潜在的な水素需要に基づくグリーン水素アプリケーションの特定や、深い脱炭素化に大きく貢献するグリーン水素のビジネスケースの開発などが含まれている。

【参照ページ】
(原文)IRENA and thyssenkrupp Agree to Accelerate Green Hydrogen Solutions
(日本語訳)IRENAとthyssenkrupp、グリーン水素ソリューションの加速に合意

関連記事

おすすめ記事

  1. 2025-8-14

    特別対談:TISFD運営委員・木村武氏 × シェルパCSuO中久保菜穂 「サステナビリティ情報開示の新潮流:TISFDが示す設計思想と、日本企業の対応意義を問う」(前編)

    本記事は、ESG Journal を運営するシェルパ・アンド・カンパニー株式会社のCSuOが、サス…
  2. 2025-8-14

    特別対談:TISFD運営委員・木村武氏 × シェルパCSuO中久保菜穂 「サステナビリティ情報開示の新潮流:TISFDが示す設計思想と、日本企業の対応意義を問う」(後編)

    本記事は、ESG Journal を運営するシェルパ・アンド・カンパニー株式会社のCSuOが、サス…
  3. 【新着】ESRS改訂の全体像と今後への示唆ートピック別の変更点の整理ー

    2025-8-6

    【新着】ESRS改訂の全体像と今後への示唆ートピック別の変更点の整理ー

    ※本記事は、2025年7月31日時点の情報を元に作成している。今後の動向により内容は随時更新される…

ピックアップ記事

  1. 2025-9-16

    セブン&アイHD、TCFD・TNFD統合開示を公表 財務インパクトの試算と自然資本分析も深化

    9月8日、セブン&アイ・ホールディングスは、「気候・自然関連情報報告書―TCFD・TNFD統合開示…
  2. ESGフロントライン:米SEC委員長がサステナビリティ開示基準へ懸念を表明

    2025-9-15

    ESGフロントライン:米SEC委員長がサステナビリティ開示基準へ懸念を表明

    ※本記事は、ESG Journal編集部が注目のニュースを取り上げ、独自の視点で考察しています。 …
  3. 2025-9-12

    ISOとGHGプロトコル、温室効果ガス基準を統合へ 世界共通言語の構築目指す

    9月9日、ISO(国際標準化機構)とGHGプロトコルが、既存のGHG基準を統合し、新たな排出量算定…

““登録01へのリンク"

ページ上部へ戻る