スターバックス、3,500以上の店舗を “Greener Stores “に認定

スターバックス、3,500以上の店舗を “Greener Stores “に認定

4月17日、スターバックスは、アジア太平洋(AP)、ヨーロッパ・中東・アフリカ(EMEA)を含む新たな市場にGreener Storeプログラムを拡大する中で、幅広い環境影響指標のパフォーマンスを評価する同社のフレームワークに従って、3,500以上の店舗が「Greener Store」として認定されたと発表した。

スターバックスは2018年にGreener Storeイニシアティブを開始し、米国とカナダの店舗を皮切りに、2025年までに全世界で10,000店舗のGreener Storeを達成する目標を掲げている。Greener Storeとして認定されるためには、エネルギー効率やウォーター・スチュワードシップから再生可能エネルギー、廃棄物転換に至る8つの環境影響領域にわたって、世界自然保護基金とSCSグローバルサービスとのパートナーシップで開発された25の要求基準を見事に満たし、外部監査人による検証を受けなければならない。

本基準を満たすために、店舗では、ソーラーパネルや水のリサイクルタンクなどの要素から、高効率の家電製品や空調システム、低エミッションの塗料やシーラントなどの目立たない特徴まで、さまざまな組み合わせのサステナビリティ機能が使用されている。

スターバックスによると、Greener Storeの実践により、米国ではすでに節水やエネルギー削減など、年間約6000万ドルの運営コストを削減しており、2030年までに二酸化炭素排出量、水使用量、埋立廃棄物を50%削減するという同社の「資源ポジティブ」なサステナビリティ目標に貢献している。

スターバックスは、APおよびEMEA地域の店舗の初認証に加え、すべての新店舗を本フレームワークで構築することを通じ、2023年末までに中南米・カリブ海地域(LAC)でもGreener Storesプログラムを拡大すると述べる。

【参照ページ】
(原文)Starbucks verifies 3,500 Greener Stores globally
(日本語訳)スターバックス、3,500以上の店舗を “Greener Stores “に認定

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