飲料大手Carlsberg、新技術で10億リットルの節水を実現

3月22日、飲料大手のCarlsbergは、デンマーク・フレデリシアの醸造所に先駆的な水のリサイクルシステムを導入し、2年間で約10億リットルの水を節約したと発表した。製造工程で使用する全プロセス水の90%をリサイクルしている。

国内外を問わず、食品産業は飲料水を最も多く使用する産業である。Carlsbergは、フレデリシアの水工場は、同社の世界中の醸造所にとっての学習プラットフォームであり、産業部門全般における水の再利用方法の例となると述べている。

Carlsbergの最新のサステナビリティプログラム「Together Towards Zero And Beyond」でも、水は重要な役割を担っている。

Carlsbergは昨年、世界で最も水効率の高い醸造所に贈られる「グローバル・ウォーター・アワード」を受賞している。

【参照ページ】
(原文)Danish Carlsberg brewery saves 1 billion litres of water with new technology
(日本語参考訳)飲料大手Carlsberg、新技術で10億リットルの節水を実現

関連記事

“SSBJ"

おすすめ記事

  1. ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    2024-5-15

    ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    上場企業であれば気候変動の情報開示が当たり前になってきたのと同じく、人材のウェルビーイングの実現に…
  2. CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    2024-5-7

    CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    CSRD(Corporate Sustainability Reporting Directive…
  3. ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    2024-4-30

    ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    ESG投資の流れは国内外において拡大を続けている分野であり、注目を集めている。投資家のニーズに応え…

ピックアップ記事

  1. Green Impact Exchange(取引所)とは?インパクト投資の行方と上場の可能性

    2025-5-7

    Green Impact Exchange(取引所)とは?インパクト投資の行方と上場の可能性

    ESG投資は一時のブームを経て、いま転換点にある。政治的・制度的反発、透明性への疑義、そして投資リ…
  2. ESGフロントライン:統合報告書はどう”差別化”できるのか

    2025-5-6

    ESGフロントライン:統合報告書はどう”差別化”できるのか

    ※本記事は、ESG Journal編集部が注目のニュースを取り上げ、独自の視点で考察してい…
  3. 2025-5-2

    EcoVadis、「Worker Voice」で労働リスクを可視化

    4月16日、サステナビリティ評価機関EcoVadisは、サプライチェーン全体の労働環境や人権リスク…

““登録03へのリンク"

ページ上部へ戻る