PepsiCoとFrito-Lay、水補充プロジェクトに向け、約4億円の資金を投入

PepsiCoとFrito-Lay、水補充プロジェクトに向け、約4億円の資金を投入

3月14日、PepsiCo Beverages North America (PBNA) と Frito-Lay North America (FLNA) は、北米の水補充プロジェクトに向けて330万ドル(約4億円)の資金を投入することを発表した。これらのプロジェクトは、2030年までにネットウォーターポジティブを目指すPepsiCoの意欲的な取り組みを推進することを目的としており、水の使用量を絶対的に削減し、水リスクの高い地域にある自社および第三者の事業所で使用した水の100%以上を地域の流域に還元する。

PepsiCoは、補充を促進し、2030年までにネット・ウォーター・ポジティブになるための進捗を促進するために、以下のような投資を行っている。

  • PBNAがフロリダ州ウィンターヘブン市に210万ドルの触媒的投資を行い、2025年までに地元の帯水層が1日平均40万ガロンを涵養できるようにするための湿地の復元を支援。
  • テキサス州南東部の沿岸に位置する重要な河口であるガルベストン湾の貴重な生態系と野生動物に重要な淡水を提供する120万ドル(約1億5,676万円)のプロジェクトに全額出資。本プロジェクトは、今春から10年連続で、年間2,000エーカーフィート1 の水を追加で提供することを目的としている。

本発表は、PepsiCoが北米全域で行っている水の補給と水利用の効率化という野心に基づくもので、これまでにグアダルーペ川とサンアントニオ川の流域でインフラの交換と水供給の喪失を解消するプロジェクト、コロラド川流域で水の補給プロジェクトを支援し、南カリフォルニアの水補給地区とのパートナーシップを支援し、州の最も利用されている流域を保護することを報告している。

【参照ページ】
(原文)PepsiCo Beverages & Frito-Lay Announce $3.3 Million In Water Replenishment Projects To Drive Progress Toward PepsiCo Positive Water Positive Goals
(日本語参考訳)PepsiCoとFrito-Lay、水補充プロジェクトに向け、330万ドルの資金を投入

関連記事

おすすめ記事

  1. ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    2024-5-15

    ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    上場企業であれば気候変動の情報開示が当たり前になってきたのと同じく、人材のウェルビーイングの実現に…
  2. CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    2024-5-7

    CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    CSRD(Corporate Sustainability Reporting Directive…
  3. ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    2024-4-30

    ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    ESG投資の流れは国内外において拡大を続けている分野であり、注目を集めている。投資家のニーズに応え…

ピックアップ記事

  1. 2025-5-16

    EBA、EU域内銀行の気候リスク指数を初公開

    4月25日、欧州銀行監督機構(EBA)は25日、EUおよびEEA(欧州経済領域)域内の銀行セクター…
  2. 2025-5-16

    米国グリーンビルディング協会、持続可能な建築基準「LEED v5」を発表

    4月28日、米国グリーンビルディング協会(USGBC)はLEED(Leadership in En…
  3. 2025-5-14

    ニューヨーク市会計監査官、新たな排出削減基準を発表

    4月22日、ニューヨーク市会計監査官(Comptroller)のBrad Lander氏は、アース…

““登録01へのリンク"

ページ上部へ戻る