Purolator、ネットワークの電化と気候変動目標の達成に向け、1,300億円超を投資

Purolator、ネットワークの電化と気候変動目標の達成に約1,339億円を投資

3月9日、カナダの貨物・物流サービスプロバイダーであるPurolatorは、今後7年間で約10億ドル(約1,339億円)を投資し、ネットワークの電化を進めることを発表した。本計画には、3,500台以上の完全電気式のラストマイル配送車両の購入や、60以上のターミナルの電化が含まれる。

本計画は、Purolatorが昨年発表した、2030年までにスコープ1と2の排出量を42%削減し、2050年までに排出量ゼロを目指すという目標を含む、気候関連の一連の目標に続くものである。同社は、ラストマイル配送車両の60%を電動化し、代替燃料や低炭素技術に投資し、再生可能エネルギー源の使用により電力からの排出を100%削減するなどの取り組みを通じて、2030年の目標達成を目指す。

同社は、環境維持のための投資により、2030年の温室効果ガス排出量を8万トン削減する見込みであると述べる。

【参照ページ】
(原文)Purolator to make single largest network investment in its 60-year history
(日本語参考訳)Purolator、ネットワークの電化と気候変動目標の達成に向け、1,300億円超を投資

関連記事

おすすめ記事

  1. 2025-8-14

    特別対談:TISFD運営委員・木村武氏 × シェルパCSuO中久保菜穂 「サステナビリティ情報開示の新潮流:TISFDが示す設計思想と、日本企業の対応意義を問う」(前編)

    本記事は、ESG Journal を運営するシェルパ・アンド・カンパニー株式会社のCSuOが、サス…
  2. 2025-8-14

    特別対談:TISFD運営委員・木村武氏 × シェルパCSuO中久保菜穂 「サステナビリティ情報開示の新潮流:TISFDが示す設計思想と、日本企業の対応意義を問う」(後編)

    本記事は、ESG Journal を運営するシェルパ・アンド・カンパニー株式会社のCSuOが、サス…
  3. 【新着】ESRS改訂の全体像と今後への示唆ートピック別の変更点の整理ー

    2025-8-6

    【新着】ESRS改訂の全体像と今後への示唆ートピック別の変更点の整理ー

    ※本記事は、2025年7月31日時点の情報を元に作成している。今後の動向により内容は随時更新される…

ピックアップ記事

  1. 2025-9-16

    セブン&アイHD、TCFD・TNFD統合開示を公表 財務インパクトの試算と自然資本分析も深化

    9月8日、セブン&アイ・ホールディングスは、「気候・自然関連情報報告書―TCFD・TNFD統合開示…
  2. ESGフロントライン:米SEC委員長がサステナビリティ開示基準へ懸念を表明

    2025-9-15

    ESGフロントライン:米SEC委員長がサステナビリティ開示基準へ懸念を表明

    ※本記事は、ESG Journal編集部が注目のニュースを取り上げ、独自の視点で考察しています。 …
  3. 2025-9-12

    ISOとGHGプロトコル、温室効果ガス基準を統合へ 世界共通言語の構築目指す

    9月9日、ISO(国際標準化機構)とGHGプロトコルが、既存のGHG基準を統合し、新たな排出量算定…

““登録01へのリンク"

ページ上部へ戻る