7月27日、EV管理充電ソフトウェア・プロバイダーのev.energyは、北米と欧州での事業拡大を目指し、3,300万ドル(約47億円)を調達したと発表した。
2018年に設立された英国を拠点とするev.energyは、EVと充電器を接続するクラウドベースのソフトウェア・プラットフォームを提供し、電力会社と提携して最適化されたEV充電を提供している。自宅で充電するEV所有者は、ピーク時以外の時間帯に充電のタイミングを合わせることができ、より安価で環境に優しいエネルギーの使用が可能になる。
ev.energyは現在、バーチャルパワープラント(VPP)プラットフォームで12万台以上のEVを管理している。同社は最近、VPPを拡張してVehicle-to-Grid(V2G)ソリューションを含め、フリート管理プラットフォームを発表し、ソーラーホーム充電機能「ev.energy SOLAR」を導入した。
同社によると、本資本により、グローバルな事業展開が可能になり、北米と英国でのプレゼンスが強化されるという。
シリーズB資金調達ラウンドはNational Grid Partnersが主導し、新規投資家のAviva Ventures、WEX Venture Capital、InMotion Venturesのほか、既存投資家のEnergy Impact Partners(EIP)、Future Energy Ventures(FEV)、ArcTern Venturesが参加した。
【参照ページ】
(原文)ev.energy secures $33M Series B funding to drive electric vehicle-grid integration in North America and Europe
(日本語参考訳)EV充電最適化ソフトウェアのスタートアップev.energy、3,300万ドルを調達