Tesco、沿岸部から回収した廃棄プラスチックを鮮魚の包装に使用

1月24日、英小売大手Tescoは、地中海沿岸で回収したプラスチック廃棄物を回収・リサイクルし、Tescoの鮮魚包装に再利用する取り組みの開始を発表した。

沿岸から回収したプラスチックを30%以上使用した新しいパッケージへの移行により、毎年約500トンのバージンプラスチックを排除できる見込みである。

プラスチックはまず、ビーチクリーンアップのボランティアグループ、地方自治体、非営利団体、民間企業など、地中海沿岸の回収業者のネットワークによって回収される。その後、廃棄物のうちPETの部分は慎重に選別、粉砕、洗浄、リサイクルされ、再び食品用の包装材料になる。

オラクルのブロックチェーン技術によってカスタマイズされたブロックチェーンプラットフォームを通じて、環境NGO Keep Sea Blueがプラスチックの循環性を監視・認証し、材料の完全なトレーサビリティを確保している。

【参照ページ】
(原文)Tesco to use discarded plastic collected from coastal areas in fresh fish packaging
(日本語参考訳)Tesco、沿岸部から回収した廃棄プラスチックを鮮魚の包装に使用

関連記事

サスティナビリティ情報開示の潮流へのリンク

ピックアップ記事

  1. SBTi、気候目標の基準設定と検証部門を分離し、信頼性を高める

    2023-9-20

    SBTi、気候目標の基準設定と検証部門を分離し、信頼性を高める

    9月13日、企業の環境サステナビリティ行動を気候変動の抑制という世界的目標に合致させることに焦点を…
  2. EU委員会、すべての金融商品にサステナビリティに関する開示を義務付けることを検討

    2023-9-20

    EU委員会、すべての金融商品にサステナビリティに関する開示を義務付けることを検討

    9月14日、EU委員会は、持続可能な金融情報開示に関するコンサルテーションを開始すると発表した。 …
  3. マース、2030年までにバリューチェーン全体で排出量半減を約束

    2023-9-19

    マース、2030年までにバリューチェーン全体で排出量半減を約束

    9月14日、スナック菓子、食品、ペットケア製品を提供するマースは、2030年までにバリューチェーン…

アーカイブ

ページ上部へ戻る