アラスカ航空、機内でのプラスチックカップの使用を終了

アラスカ航空、機内でのプラスチックカップの使用を終了

1月25日、アラスカ航空は、機内飲料に使用されていたプラスチックカップの使用を終了し、フライト中のプラスチック廃棄物の最大の発生源を取り除く取り組みを継続することを発表した。同航空によると、この移行により、年間55個以上のプラスチックカップがなくなり、より環境的に持続可能な代替品に置き換わることになる。

今回の成果は、2021年11月に同社が発表した、フライトからプラスチック製の水筒とカップを排除し、ボトルをボックス型ウォーターカートに置き換え、水もリサイクル可能な紙コップに移行する取り組みに続くものである。当時、紙コップから漏れる可能性のある炭酸飲料やアルコール飲料については、引き続き機内でプラスチックコップが必要であり、これらについては持続可能な代替案を検討していると述べていた。

ペットボトルの水とカップを廃止することで、毎年220万ポンドのプラスチックが埋立地に送られるのを避けることができるという。

同航空は、2025年までに機内サービスから廃棄物発生量上位5品目を置き換えるという目標を達成するため、製品のイノベーションとサプライチェーンの改善を引き続き追求するとしている。

現在、アラスカ航空のフライトでは、すべての機内食がFSC(森林管理協議会)認証の紙コップで提供され、ファーストクラスのサービスでは再利用可能なガラス食器で提供されている。

【参照ページ】
Alaska Airlines eliminates inflight plastic cups: West Coast-based airline becomes first U.S. carrier to replace plastic with planet-friendly alternative

関連記事

SmartESGへのリンク

ピックアップ記事

  1. 独CCEP、詰め替えボトリングのインフラに58億円以上を投資

    2023-3-14

    独CCEP、詰め替えボトリングのインフラに58億円超を投資

    2月23日、ドイツのCoca-Cola Europacific Partners (CCEP)&n…
  2. bp、2030年までに全米でEV充電に約1,300億円超の投資計画 HertzのEVレンタル拡大による需要に対応

    2023-3-14

    bp、2030年までに全米でEV充電に約1,300億円超の投資計画

    2月15日、 bpは2030年までに10億ドル(約1,378億円)を米国内のEV充電ポイントに投資…
  3.  

    2023-3-14

    成田国際空港と東京ガス、「株式会社 Green Energy Frontier」を設立・事業開始

    2月20日、成田国際空港(NAA)と東京ガス株式会社(東京ガス)は、成田国際空港にエネルギー供給を…

記事ランキング

  1. 2021/6/4

    ESG Journalとは?
過去の記事
ページ上部へ戻る