7月8日、国際資本市場協会(ICMA)は、欧州委員会が7月6日に発表した欧州グリーンボンド基準(EU GBS)案について声明を発表した。
声明では、ICMAは、EU GBSの提案された自主的性質と、既存のヨーロッパおよび国際的なグリーンボンド市場との共存を確保するという委員会の意図を歓迎するとしたが、欧州委員会の規則案では、EUがタクソノミーの基準等を変更した場合、EUグリーンボンドの発行体が資金使途先の変更を迫られるリスクがあるとの懸念を示している。
【参照ページ】ICMA analysis of the EU Commission proposal for a regulation on European green bonds