Swell Energy、仮想発電所プログラムの構築に向けて約170億円を調達

Swell Energy、仮想発電所プログラムの構築に向けて約170億円を調達

11月22日、エネルギー管理およびスマートグリッドソリューションのプロバイダーであるSwell Energyは、同社の仮想発電所プログラム(VPP)を600MWhに拡大し、エネルギーコストの上昇、停電、グリッド汚染に対処するための支援を目的として、1億2,000万ドル(170億円)を調達したと発表した。

SwellのVPPは、米国内の家庭や企業に設置され、電力会社、顧客、サードパーティサービスプロバイダーを結び付ける。そして、同社のGridAmpソフトウェアプラットフォームを通じて分散型エネルギー資源を集約・最適化し、太陽光発電バッテリーの凝集ネットワークを提供して、系統全体の信頼性と安定性をサポートするとともに、系統運用コストを削減する。

本プログラムは、電力会社の化石燃料への依存を減らし、よりクリーンなエネルギーの提供を支援する。また、家庭や企業が太陽光発電や蓄電に支払う費用を抑え、停電時にも電力を確保することを可能にする。

【参照ページ】
(原文)Swell Energy Raises $120 Million to Bring Total Solar and Battery Virtual Power Plants to 600 MWh
(日本語訳)Swell Energy、仮想発電所プログラムの構築に向けて約170億円を調達

関連記事

SmartESGへのリンク

ピックアップ記事

  1. 2023-6-5

    人権デューデリジェンスとは何をすればよいか。海外事例から学ぶ。

    人権デューデリジェンスとは、事業活動の中で人権を侵害するような行為がないか調査して対応することであ…
  2. 世界の太陽光発電への投資額、史上初めて石油を上回る:IEA

    2023-6-2

    世界の太陽光発電への投資額、史上初めて石油を上回る:IEA

    5月25日、国際エネルギー機関(IEA)は、報告書「世界エネルギー投資2023」を発表した。クリー…
  3. 2023-6-2

    ICMA、LuxSEと共にESG債データベース公開

    5月17日、国際資本市場協会(ICMA)とルクセンブルク証券取引所(LuxSE)は、ICMAのサス…

記事ランキング

  1. 2021/6/4

    ESG Journalとは?
過去の記事
ページ上部へ戻る