CFA Institute、ACCAと提携し、気候変動金融コースを開始

CFA Institute、ACCAと提携し、気候変動金融コースを開始

11月9日、世界的な投資専門家団体であるCFA Instituteと勅許公認会計士協会(ACCA)は、ビジネス、金融、投資、会計の専門家を対象とした新しい気候変動ファイナンスコースを開始することを発表した。

CFA InstituteとACCAによると、新コースは、企業の持続可能性戦略や活動を支援する財務・投資専門家のスキルやトレーニングに対する需要に応えるために導入されるものである。

新コースでは、気候変動とそれに関連する経済・環境への影響、気候変動対策について紹介し、炭素価格、持続可能なビジネスモデル、ビジネスやポートフォリオ構築、投資分析の文脈における気候リスクと機会などのトピックを扱う。本コースは、約10時間の自習が必要で、認定CPDとして利用することが可能だ。

【参照ページ】
(原文)ACCA and CFA Institute join forces to deliver climate finance skills
(日本語訳)ACCAとCFAインスティテュートが共同で気候変動金融のスキルを提供

関連記事

おすすめ記事

  1. 2025-7-2

    シェルパ、国際サステナビリティ基準審議会(ISSB)理事・小森氏をゲストにウェビナー「ISSBが示すサステナビリティ情報開示の考え方」を実施

    - ISSB基準に関する最新動向から企業価値向上に向けた戦略的情報開示についてまで、講演と対談を通…
  2. ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    2024-5-15

    ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    上場企業であれば気候変動の情報開示が当たり前になってきたのと同じく、人材のウェルビーイングの実現に…
  3. CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    2024-5-7

    CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    CSRD(Corporate Sustainability Reporting Directive…

ピックアップ記事

  1. ISSB×SASBスタンダード改訂:実務対応の整理とステップガイド

    2025-7-11

    ISSB×SASBスタンダード改訂:実務対応の整理とステップガイド

    2025年7月に公表されたSASBスタンダードの改訂案は、IFRS S2の産業別ガイダンスと連動す…
  2. TCFD・IFRS・CSRDの移行計画とは:業界別に考える開示ポイント

    2025-7-10

    TCFD・IFRS・CSRDの移行計画とは:業界別に考える開示ポイント

    ※本記事は2024年10月の内容にGX-ETSに関する内容を追記し再掲載している。(2025年7月…
  3. 2025-7-10

    EUタクソノミーの簡素化で企業の負担軽減へ―欧州委、報告義務緩和を採択

    7月4日、欧州委員会は、EU共通の分類基準であるEUタクソノミーに関する一連の簡素化措置を採択した…

““登録03へのリンク"

ページ上部へ戻る