メルセデス・ベンツ、ドイツに電力需要の15%を賄う風力発電所を建設

メルセデス・ベンツ、ドイツで電力需要の15%を賄う風力発電所を建設

9月19日、メルセデス・ベンツは、ドイツのパペンブルクにあるテストコースに風力発電所を建設し、グリーン電力のポートフォリオを拡大することを発表した。本風力発電所の出力は100MW以上となり、同社のドイツにおける年間電力需要の15%以上をカバーする予定だ。

新計画は、今年初めに開催されたESG会議で発表された、2030年までに乗用車1台あたりのCO2排出量を50%以上削減する目標、自社拠点での太陽光・風力発電の拡大、電力購入契約の利用拡大などの一連の発表に続くものだ。

同社は、10年半ばまでに2桁台の風力タービンを建てる計画の一環として、パートナーとの長期購入電力契約(PPA)も計画しており、”3桁万ユーロの金額に相当する “とした。さらに、800ヘクタールのパペンブルク試験場では、太陽光発電システムの大規模な設置を評価すると述べている。

同社は2030年までに、生産におけるエネルギー需要の70%以上を再生可能エネルギーで賄うことを目標としている。

【参照ページ】
(参考記事)Mercedes-Benz plans to install wind turbines with over 100 MW output at German test track
(日本語訳)メルセデス・ベンツ、ドイツのテストコースに出力100MW超の風力発電機を設置する計画

関連記事

“ホワイトペーパーへのリンク"

おすすめ記事

  1. ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    2024-5-15

    ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    上場企業であれば気候変動の情報開示が当たり前になってきたのと同じく、人材のウェルビーイングの実現に…
  2. CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    2024-5-7

    CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    CSRD(Corporate Sustainability Reporting Directive…
  3. ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    2024-4-30

    ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    ESG投資の流れは国内外において拡大を続けている分野であり、注目を集めている。投資家のニーズに応え…

ピックアップ記事

  1. 2024-7-23

    シェルパ、東洋経済新報社とシステム連携契約を締結

    7月23日、シェルパ・アンド・カンパニー株式会社が開発・提供する企業向けESG情報開示支援クラウド…
  2. 2024-7-17

    GRI、新たにCSRD/ESRS開示のためのサポートサービスをリリース

    7月10日、GRI(Global Reporting Initiative)は、新しいGRI-ES…
  3. 2024-7-17

    JCI、1.5℃目標に整合する2035年目標を政府に求める。216団体が賛同

    7月8日、気候変動イニシアティブ(JCI)は、「1.5度目標と整合する野心的な2035年目標を日本…
ページ上部へ戻る