9月19日、メルセデス・ベンツは、ドイツのパペンブルクにあるテストコースに風力発電所を建設し、グリーン電力のポートフォリオを拡大することを発表した。本風力発電所の出力は100MW以上となり、同社のドイツにおける年間電力需要の15%以上をカバーする予定だ。
新計画は、今年初めに開催されたESG会議で発表された、2030年までに乗用車1台あたりのCO2排出量を50%以上削減する目標、自社拠点での太陽光・風力発電の拡大、電力購入契約の利用拡大などの一連の発表に続くものだ。
同社は、10年半ばまでに2桁台の風力タービンを建てる計画の一環として、パートナーとの長期購入電力契約(PPA)も計画しており、”3桁万ユーロの金額に相当する “とした。さらに、800ヘクタールのパペンブルク試験場では、太陽光発電システムの大規模な設置を評価すると述べている。
同社は2030年までに、生産におけるエネルギー需要の70%以上を再生可能エネルギーで賄うことを目標としている。
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(参考記事)Mercedes-Benz plans to install wind turbines with over 100 MW output at German test track
(日本語訳)メルセデス・ベンツ、ドイツのテストコースに出力100MW超の風力発電機を設置する計画