8月11日、A.I.技術を利用して食品素材を等級分けする先駆的なソリューションを提供するシンガポールのProfilePrintは、シリーズA資金調達ラウンドを通じて、米国を拠点とするCargillを戦略的株主に加えた。両社は、特許を取得した食品指紋認証技術に基づく共通のデジタル標準を確立するという同社のビジョンを加速させることになる。Cargillの出資は、シンガポールを拠点とし、世界5大陸(北米、中南米、アフリカ、ヨーロッパ、アジア)の26都市以上で展開されている先端技術ベンチャー企業への信頼の証だ。
ProfilePrintは、A.I.主導の予測的・処方的プロファイラーで、食品成分の品質とプロファイルを使用時に数秒で確認・予測できる、アクセスしやすく、手頃で携帯可能なソリューションをユーザーに提供する。今日、グローバルサプライチェーンの様々な段階において食品サンプルを物理的に等級付けするためには、膨大なリソースが必要とされており、ProfilePrintのソリューションは、取引基準を再定義し、売り手と買い手に公平な基準点を提供し、農場から最終消費者まで、既存の品質評価プロセスを迅速化する。
2021年6月、ProfilePrintはFuture Foods Asia 2021(シンガポール)でCargill Health Through Nutrition Awardの受賞者に選定された。ProfilePrintは他にも、サプライチェーン・レジリエンスのための国家イノベーションチャレンジ2020(シンガポール)、ベトナム・スタートアップ・ホイール2021の国際グランドチャンピオン(ベトナム)、蘇州金鶏湖国際スタートアップ大会2021(中国)で第2位を獲得するなど、多数の賞を受賞している。
【参照ページ】
(原文)ProfilePrint closes series A1 with Cargill, bringing five of the world’s largest food ingredient corporations together as investors
(日本語訳)ProfilePrint、CargillとのシリーズA1を完了、世界最大の食品素材企業5社が投資家として集結