8月24日、化学大手BASFと化学装置大手Sulzer Chemtech(GTCテクノロジー)は、 再生可能燃料とケミカルリサイクル・プラスチックの分野で戦略的パートナーシップを締結した。
両社は再生可能ディーゼル燃料と航空燃料の炭素強度を低減するとともに、プラスチック廃棄物から新しいプラスチックへの変換を改善するための革新的で費用対効果の高い化学処理ソリューションの開発を推進する。本提携は、Sulzer Chemtechのライセンス処理技術および物質移動装置に関する能力と、BASFの最先端の高性能吸着剤および触媒を統合し、専門分野の相互補完を行うものだ。
Sulzer Chemtechは、再生可能燃料やプラスチックのケミカルリサイクルのためのプロセス技術のライセンサーとして定評があり、世界の生産者がネット・ゼロを達成できるような資源活用の取り組みを主導している。他方、BASFのプロセス触媒は、プラスチック廃棄物を二次原料に転換することを目的とした複数の取り組みを推進しており、また、クリーンで再生可能な燃料を製造するための吸着剤と触媒材料を提供している。
【参照ページ】
(原文)BASF and Sulzer Chemtech sign Memorandum of Understanding to collaborate in sustainable technologies
(日本語訳)BASFとSulzer Chemtech、持続可能な技術における協力のための覚書に調印