8月22日、Appleは、M1ファミリチップを搭載したMacBook AirおよびMacBook Proノートブックにおいて、修理マニュアルとApple純正部品およびツールを提供する「セルフサービスリペア」の開始を発表した。iPhone向けのセルフサービスリペアは今年初めに開始され、本プログラムは今年後半にヨーロッパを皮切りに他の国や他のMacモデルにも拡大する予定である。
MacBook AirとMacBook Pro向けのセルフサービス修理では、ディスプレイ、バッテリー付きトップケース、トラックパッドなど、各モデルごとに十数種類の修理が用意されており、今後も順次追加される予定。利用者は交換した部品をAppleに返送して再生やリサイクルを依頼することで、購入金額の控除を受けることができる。
利用者は、同社のホームページにアクセスし製品の購入マニュアルを確認した後、Appleセルフサービス修理ストアで必要な部品や工具を注文できる。1週間使用可能なレンタルキットも提供されている。
セルフサービス修理は、修理へのアクセスをさらに拡大するためのAppleの取り組みの一環である。同社は、電子機器の修理経験がない顧客には、Appleの純正部品を使用する認定技術者のいる専門の修理業者を訪れることを推奨している。
【参照ページ】
(原文)Apple expands Self Service Repair to Mac notebooks
(日本語訳)Apple、セルフサービスリペアをMacノートブックに拡大