Longroad、資産所有モデルへの移行資金確保のため約665億円を調達

8月1日、再生可能エネルギー開発企業であるLongroad Energy Holdingsは、風力、太陽光、ストレージのポートフォリオの大幅な拡大を推進し、資産所有に焦点を当てたモデルへの移行をサポートするために、5億ドル(約665億円)を調達したことを発表した。

2016年に設立されたLongroad Energy Holdingsは、風力、太陽光、ストレージのプロジェクト開発、運用資産、およびサービスに注力している。現在、全米で1.5GWの風力・太陽光発電プロジェクトを所有し、Longroadと第三者のために合計3.5GWのプロジェクトを運営・管理している。また、Longroadは、アリゾナ、カリフォルニア、ハワイ、メイン、ユタなど13州において、約15GWの風力、太陽光、ストレージプロジェクトの開発パイプラインを有している。

同社によると、今回の新規投資により、現在150万kWの自社資産ポートフォリオを、今後5年間で850万kWの風力・太陽光・蓄電プロジェクトに拡大する予定である。

本取引は、同社の既存投資家であるNZ Super FundとInfratilの2社に加え、ミュンヘン再保険とERGOの資産運用会社であるMEAGが出資する形で行われたものである。

【参照ページ】
(原文)LONGROAD ENERGY ANNOUNCES $500 MILLION EQUITY INVESTMENT FROM MEAG, NZ SUPER FUND, AND INFRATIL
(日本語訳)再生可能エネルギー開発企業Longroad、5億ドルを調達し、資産所有モデルへの移行資金を確保

関連記事

SmartESGへのリンク

ピックアップ記事

  1. 独CCEP、詰め替えボトリングのインフラに58億円以上を投資

    2023-3-14

    独CCEP、詰め替えボトリングのインフラに58億円超を投資

    2月23日、ドイツのCoca-Cola Europacific Partners (CCEP)&n…
  2. bp、2030年までに全米でEV充電に約1,300億円超の投資計画 HertzのEVレンタル拡大による需要に対応

    2023-3-14

    bp、2030年までに全米でEV充電に約1,300億円超の投資計画

    2月15日、 bpは2030年までに10億ドル(約1,378億円)を米国内のEV充電ポイントに投資…
  3.  

    2023-3-14

    成田国際空港と東京ガス、「株式会社 Green Energy Frontier」を設立・事業開始

    2月20日、成田国際空港(NAA)と東京ガス株式会社(東京ガス)は、成田国際空港にエネルギー供給を…

記事ランキング

  1. 2021/6/4

    ESG Journalとは?
過去の記事
ページ上部へ戻る