Brambles、2040年までに排出量ゼロを約束、期限を10年早める

7月7日、Bramblesは、2040年までに温室効果ガス(GHG)排出量をゼロにするというコミットメントを発表した。本コミットメントは、パリ気候協定の目標に沿って策定されており、1.5℃の気候変動シナリオ対策に対応している。

Bramblesは元々、2050年までにネット・ゼロを達成することを約束していた。今回の新しいロードマップにより、サプライチェーン・ソリューション企業は、その期限を10年早めることになる。

この目標を達成するために、Bramblesでは、サプライチェーン組織に統合された脱炭素化のための専門部署を設置した。このチームは、企業戦略的ビジョンを5大陸60カ国で確実に実現するために、目標を定めた実行可能なロードマップを作成した。

【参照ページ】
(原文)Brambles commits to net-zero emissions by 2040 bringing its deadline forward 10 years

関連記事

おすすめ記事

  1. 2025-7-2

    シェルパ、国際サステナビリティ基準審議会(ISSB)理事・小森氏をゲストにウェビナー「ISSBが示すサステナビリティ情報開示の考え方」を実施

    - ISSB基準に関する最新動向から企業価値向上に向けた戦略的情報開示についてまで、講演と対談を通…
  2. ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    2024-5-15

    ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    上場企業であれば気候変動の情報開示が当たり前になってきたのと同じく、人材のウェルビーイングの実現に…
  3. CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    2024-5-7

    CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    CSRD(Corporate Sustainability Reporting Directive…

ピックアップ記事

  1. ISSB×SASBスタンダード改訂:実務対応の整理とステップガイド

    2025-7-11

    ISSB×SASBスタンダード改訂:実務対応の整理とステップガイド

    2025年7月に公表されたSASBスタンダードの改訂案は、IFRS S2の産業別ガイダンスと連動す…
  2. TCFD・IFRS・CSRDの移行計画とは:業界別に考える開示ポイント

    2025-7-10

    TCFD・IFRS・CSRDの移行計画とは:業界別に考える開示ポイント

    ※本記事は2024年10月の内容にGX-ETSに関する内容を追記し再掲載している。(2025年7月…
  3. 2025-7-10

    EUタクソノミーの簡素化で企業の負担軽減へ―欧州委、報告義務緩和を採択

    7月4日、欧州委員会は、EU共通の分類基準であるEUタクソノミーに関する一連の簡素化措置を採択した…

““登録03へのリンク"

ページ上部へ戻る