主要機関投資家IIGCC・PRI・UKSIFのCEOら、天然ガスをグリーン投資の分類から除外するよう英国に要請
6月21日、気候変動に関する機関投資家グループ(IIGCC)、PRI、UKSIFの主要機関投資家3団体のCEOは、英国政府に対して公開書簡を発表し、英国の「グリーン分類」に天然ガス活動を含める可能性に強い反対を表明した。
本書簡は、英国政府が天然ガスをグリーン投資に含める措置を積極的に検討しているという最近のメディアの報道を受けて作成されたものだ。IIGGC、PRI、UKSIFは、本措置は多くの投資家にとって英国の分類法の信頼性を損ない、持続可能な金融における英国の主導的地位を今後数年にわたり大きく損なうと確信している。
また、署名者は、エネルギー安全保障に関する短期的な考慮と分類法とを混同してはならず、ガスを含めることは、投資家がより明確さを必要としている時に、誤解を招く恐れがあると主張している。
【参照ページ】
(原文)Leading investor groups call for natural gas to be excluded from the UK’s ‘green taxonomy’
(日本語訳)主要機関投資家IIGCC・PRI・UKSIFのCEOら、天然ガスをグリーン投資の分類から除外するよう英国に要請