アメリカン・エキスプレス、1,300億円超のサステナビリティ・ボンド発行を申請

アメリカン・エキスプレス、1300億円超のサステナビリティ・ボンド発行を申請

5月4日、世界的な決済ソリューション企業であるアメリカン・エキスプレスは、10億ドル(約1,300億円)のサステナビリティ債券を発行し、発行による収益をグリーンおよびソーシャル・プロジェクトに充てることを発表した。

サステナビリティ債権は2029年に満期を迎え、35億ドル(約4,572億円)の債券発行の一部を構成し、2024年の固定金利債券20億ドル(約2,600億円)、変動金利債券5億ドル(約653億円)が含まれる。

同社の持続可能な資金調達フレームワークは、サステナブル・ファイナンスの発行による収益の適格な使用、プロジェクトの評価と選定、収益の管理、報告義務に関するプロセスを詳述したものである。また、Moody’sのESGソリューションズからセカンド・パーティ・オピニオン(SPO)を取得している。

【関連記事】Amex、法人顧客向けに支出による炭素影響を追跡・相殺するソリューションを提供開始

【参照ページ】
(原文)American Express Issues Inaugural $1 Billion ESG Bond
(日本語訳)アメリカン・エキスプレス、1300億円超のサステナビリティ・ボンド発行を申請

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