Normative、炭素法への準拠を支援するソリューションを無償で提供開始

6月21日、炭素会計エンジンであるNormative(ノーマティブ)は、EU、英国、米国における炭素法への準拠を支援する無料の「炭素法トラッカー」を発表した。

ノーマティブは、企業、消費者、投資家がカーボンフットプリント管理への関心を高めていること、また、法律がより厳しくなり、企業が排出量を説明する責任がより大きくなっていることから、新しいソリューションの提供を開始したと発表している。

新しいトラッカーは、地域、産業、規模などの事業に関する情報に基づいて、企業が従うべき規制を紹介する。

トラッカーは、EUのCSRD、英国のTCFDやSECR、SECの最近の提案など、企業がスコープ1、2、そして多くの場合スコープ3の排出量を開示することを求める現在および今後の法規制をカバーしている。本ソリューションは継続的に更新され、法制環境のリアルタイムなスナップショットを提供する。

【参照ページ】
(原文)Determine your reporting requirements with the Carbon Legislation Tracker
(日本語訳)Normative、カーボンレポートコンプライアンスを実現するソリューションを無償で提供開始

関連記事

“ランキングのリンク"

おすすめ記事

  1. ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    2024-5-15

    ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    上場企業であれば気候変動の情報開示が当たり前になってきたのと同じく、人材のウェルビーイングの実現に…
  2. CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    2024-5-7

    CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    CSRD(Corporate Sustainability Reporting Directive…
  3. ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    2024-4-30

    ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    ESG投資の流れは国内外において拡大を続けている分野であり、注目を集めている。投資家のニーズに応え…

ピックアップ記事

  1. 2025-1-21

    アメリカがパリ協定から離脱表明、気候変動対応も転換。

    1月20日、アメリカのトランプ大統領は、地球温暖化対策の国際枠組みであるパリ協定からの離脱を正式に…
  2. 2025-1-20

    モルガン・スタンレー等の米大手銀行がNZBA脱退。GFANZは再編を発表し資本獲得へ

    1月2日、ロイターによれば、投資銀行のモルガン・スタンレーは、ネットゼロ・バンキング・アライアンス…
  3. 2025-1-20

    Deep Sky、ビル・ゲイツ氏が設立した気候ソリューション基金から最大4000万ドルの助成金を確保

    12月18日、ケベック拠点の炭素除去プロジェクト開発企業であるDeep Skyは、ビル・ゲイツ氏が…

““登録03へのリンク"

ページ上部へ戻る