5月10日、アメリカの食品メーカーであるKraft Heinzは、持続可能な包装と気候に関する目標を推進するため、同社の象徴であるHeinz・ケチャップボトルの紙製バージョンの開発計画を発表した。
今回新しく開発される、紙ベースの再生可能かつリサイクル可能なボトルは、持続可能な方法で調達された木材パルプを100%使用しており、同社は持続可能な包装技術会社Pulpexと共同で開発を進めている。
新しい協力関係のもと、HeinzとPulpexは、本技術が Heinzトマトケチャップやその他のパッケージング形態にどのように使用できるかをテストするための試作品を開発し、消費者によるテストとボトルの市場投入の前に試作品の性能を評価することにしている。
両社によると、紙製ボトルのCO2排出量は、ガラス製やプラスチック製のボトルよりも大幅に少なく、紙ゴミの回収・処理過程でリサイクルすることが可能である。これらの特性は、2025年までにすべてのパッケージをリサイクル、再利用、または堆肥化可能にすること、および2050年までに温室効果ガス排出を完全にゼロにするという目標を含む、Kraft Heinzのサステナビリティ目標に貢献する。
【参照ページ】
(原文)Kraft Heinz Explores the Ketchup Bottle of Tomorrow
(日本語訳) Heinz 、ケチャップ用紙製ボトルを開発