IKEA、米国の住宅用太陽光発電市場に参入

イケア、米国の住宅用太陽光発電市場に参入

5月12日、IKEA U.S.は、住宅用太陽光発電技術とエネルギーサービスを提供するサンパワー社と新たに提携し、米国の住宅向けに太陽光発電と蓄電のソリューションをより簡単に利用できるようにすることを目的とした「Home Solar with IKEA」の立ち上げを発表した。

本発表は、IKEAのホームソーラーサービスにとって最新の市場拡大となる。IKEA Retailは2015年にホームソーラーを開始し、英国やドイツを含む世界11の市場でサービスを展開してきた。同社は、2025年までに30市場でホームソーラーを利用できるようにすることを目標としている。

また、本提携はサンパワー社が先日発表した、B2B分散電源に特化した商業・産業ソリューション事業のトータルエナジーズ社への2億5千万ドル(約320億円)の売却を受け、住宅市場に特化することを目的としている。

【関連記事】トタルエナジー、米国の再生可能エネルギー事業を拡大。サンパワー社のB2Bソーラー事業を買収

本提携により、IKEAファミリーの顧客ロイヤルティプログラムの会員は、再生可能エネルギーを発電・貯蔵するサンパワー社の家庭用太陽光発電ソリューションを購入することができるようになる。本サービスは、今年後半にカリフォルニア州で開始される予定である。

【参照ページ】
(原文)IKEA U.S. joins forces with SunPower to offer home solar solutions in the United States
(日本語訳)IKEA U.S.がサンパワー社と提携し、米国で家庭用太陽光発電のソリューションを提供

関連記事

“CSAセミナー"

おすすめ記事

  1. ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    2024-5-15

    ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    上場企業であれば気候変動の情報開示が当たり前になってきたのと同じく、人材のウェルビーイングの実現に…
  2. CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    2024-5-7

    CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    CSRD(Corporate Sustainability Reporting Directive…
  3. ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    2024-4-30

    ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    ESG投資の流れは国内外において拡大を続けている分野であり、注目を集めている。投資家のニーズに応え…

ピックアップ記事

  1. 2025-4-2

    金融業界の95%のCO2排出は「間接的」:資金提供排出の実態

    3月6日、米信用情報大手のEquifaxが新たなブログを発表し、金融機関の温室効果ガス排出の約95…
  2. 2025-4-2

    サステナビリティの課題と機会 – 財務・ITとの連携が成功のカギ

    2月27日、ERM Sustainability Institute、Salesforce、Glo…
  3. ESRS開示の実態調査(2024年上半期)から見えた企業が抱える共通課題とは

    2025-4-1

    ESRS開示の実態調査(2024年上半期)から見えた企業が抱える共通課題とは

    CSRD(企業サステナビリティ報告指令)のオムニバス草案が提出され、欧州の開示規則が変わる中、20…

““登録02へのリンク"

ページ上部へ戻る