4月20日、JetBlueのコーポレートベンチャーキャピタル子会社である JetBlue Technology Ventures(以下、JTV)は、投資ファンドTPGの気候変動対策に特化した「TPG Rise Climate」に投資し、リミテッドパートナーとして参加すると発表した。
TPGは昨年初めにRise Climateを立ち上げ、7月に最初のクローズで54億ドル(約7,000億円)を調達し、ハードキャップは70億ドル(約9,000億円)と発表した。本戦略は、商業的に実現可能な気候変動技術の範囲を拡大するために、インパクトキャピタルとビジネス構築スキルを組み合わせて、定量的な方法で炭素回避を可能にする企業のポートフォリオを構築することを目的としている。
本戦略の主要な重点分野の1つは輸送部門における脱炭素化であり、その他にもクリーンエネルギー、環境ソリューション、産業緑化、農業・自然ソリューションなどの様々な気候関連サブセクターが含まれる。
本投資の一環としてJTVは、アルファベット、アップル、バンク・オブ・アメリカ、ボーイング、GE、ゼネラルモーターズ、ナイキなど、同ファンドの他の企業投資家からなるTPG Rise Climate Coalitionにも参加する予定だ。この連合は、知識、投資機会、ベストプラクティス、知識の共有を加速させることを目的としている。
【参照ページ】
(原文)JetBlue Technology Ventures Invests as a Limited Partner in TPG Rise Climate
(日本語訳)JetBlueTechnologyVenturesがTPGRiseClimateのリミテッドパートナーとして投資