BlackRock、2030年までの企業・政府発行体におけるESG投資の加速を予測

資産運用大手BlackRock、2030年までの企業・政府発行体におけるESG投資の加速を予測

4月14日、世界最大の資産運用会社であるBlackRockは、企業や政府発行体に投資している運用資産の少なくとも4分の3は、2030年までに科学的根拠に基づくネット・ゼロに沿った気候目標を持つ発行体へ投資されると予測した。

BlackRockは、現在、企業や政府発行体の運用資産の約25%が、2050年までにネット・ゼロを達成する科学的根拠に基づく目標を持つ発行体に投資されており、2030年までに75%に増加すると指摘している。同社は、金融機関に対し、2040年までに科学的根拠に基づく目標をポートフォリオに100%組み込むことを求める「Science Based Targets」イニシアティブを達成するためには、2030年までに少なくとも61%の目標を組み込む必要があると述べている。

【参照ページ】
(原文)BlackRock’s 2030 net zero statement
(日本語訳)資産運用大手BlackRock、2030年までの企業・政府発行体におけるESG投資の加速を予測

関連記事

“セミナーへのリンク"

おすすめ記事

  1. ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    2024-5-15

    ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    上場企業であれば気候変動の情報開示が当たり前になってきたのと同じく、人材のウェルビーイングの実現に…
  2. CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    2024-5-7

    CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    CSRD(Corporate Sustainability Reporting Directive…
  3. ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    2024-4-30

    ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    ESG投資の流れは国内外において拡大を続けている分野であり、注目を集めている。投資家のニーズに応え…

ピックアップ記事

  1. ESGセミナー・イベント一覧(2024年11月以降)

    2024-11-18

    ESGセミナー・イベント一覧(2024年11月以降)

    サステナビリティを推進には新しい知見の収集が必須。しかし、必要なセミナー情報を見つけるのに時間がか…
  2. ISSA5000とサステナビリティ保証:企業が今すぐ始めるべき対応ポイント

    2024-11-18

    ISSA5000とサステナビリティ保証:企業が今すぐ始めるべき対応ポイント(再掲)

    サステナビリティ情報、非財務情報、ESGデータなど企業のサステナビリティの取り組みを示す情報は、投…
  3. 2024-11-15

    【PR】12/3 記念イベントESG評価スコア改善『S&Pに聞く!2025年に向けたCSA徹底解剖』 (オンライン)

    いつもESG Journal Japanをご覧いただきましてありがとうございます。 ESG評…

““登録03へのリンク"

ページ上部へ戻る