4月8日、エネルギー供給会社Ørstedとエネルギーサービス・サポート会社であるESVAGTは、海上部門と洋上風力発電産業の脱炭素化を目指し、世界初となる洋上風力発電事業用グリーン燃料船への投資について新たに合意した。
新しいサービスオペレーション船(SOV)は、バッテリーとデュアルフューエルエンジンを搭載し、風力エネルギーと生物起源炭素から生成される再生可能なeメタノールで航行する。両社によると、本船は年間4,500トンのCO2排出を削減できる。
ESVAGTは、2022年第2四半期にSOVの建造を開始し、2024年末に試運転を行う予定だ。本船は、Ørsted社が開発中の世界最大の洋上風力発電所であるHornsea 2に投入する。
Ørstedは昨年、2030年までに再生可能エネルギー容量を12GWから50GWに拡大する計画、および2020年から2027年にかけてグリーンエネルギーに570億ドルを投資する計画を発表している。
【参照ページ】
(原文)Ørsted and ESVAGT sign agreement on the world’s first green fuel vessel for offshore wind operations
(日本語訳)エネルギー供給会社Ørsted、洋上風力発電用のグリーン燃料船を受注