Schroders、サステナビリティ重要課題に関するファンドマネージャーの達成目標を設定
4月4日、Schrodersは持続可能性問題に対する投資先企業との関わり方の概要を発表した。同社は、投資先企業へ、エンゲージメント・ブループリントを書面で通知する。
本発表に伴い、Schrodersは、株式・債券ファンドマネージャーとアナリストに新たなエンゲージメント目標を設定し、各自の業績目標の一部とすると報告した。
Schrodersは、ブループリントの中で、アクティブ・オーナーシップは顧客に提供する価値の重要な要素であるとし、エンゲージメントでは、経営陣の成長・環境や社会への適応に焦点を当て、長期的競争力の強化・価値の向上を目指す。
ブループリントでは気候・循環型経済・汚染と廃棄物・持続可能な食料と水・森林破壊・人権等を含んだ、優先的に取り組む6つの主要なテーマを挙げた。
また、アクティブ・マネジメントに対する成果重視のアプローチに関して、対話の量よりも深さと質を優先し、対話のタイミングや目標の設定にあたっては、重要性・地域の状況・時間的な枠組み等を考慮するとした。
【参照ページ】
(原文)Schroders unveils Engagement Blueprint to highlight global active ownership priorities
(日本語訳)Schroders、エンゲージメントブループリントを発表