炭素管理プラットフォームSweep、90億円超のシリーズB資金調達を実施

 

4月5日、Sweepは7,300万ドル(約90億円)のシリーズB資金調達を発表した。今回の調達により、過去1年の調達総額は1億ドル(約124億円)を超えた。

2020年に設立されたSweepは、炭素排出量を測定するためのプラットフォームを提供する。大企業のバリューチェーン全体での排出量追跡を可能にすることで、科学的根拠に基づくデータ駆動型の脱炭素プログラムの構築を支援する。また同社は、気候変動プロジェクトへの投資によりカーボン・オフセットを可能にするマーケットプレイスも提供している。

本資金調達は、グローバル投資家のCoatueが主導し、Tony FadellのFuture Shape Fund、Balderton Capital、New Wave、La Famiglia、2050といったSweepのすべての既存投資家が参加して行われた。

【参照ページ】
(参考記事)Climate Tech Firm Sweep Raises $73 Million in Series B Funding Led by Coatue

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