Climate TechユニコーンAurora Solar、約230億円を調達。製品開発と事業拡張を加速
3月2日、Climate TechのAurora Solarは、シリーズD資金調達ラウンドでの2億ドル(約230億円)の調達を発表した。この資金調達により、同社は製品開発を加速と販売網拡大を実行しw、より広い太陽光発電コミュニティとの協力関係を強化する。
この資金調達ラウンドは、CoatueとEnergize Venturesが共同で主導し、Fifth Wall・ICONIQ・新規投資家のLux CapitalとEmerson Collectiveが参加した。
Aurora Solarのデジタルプラットフォームは、太陽光発電プロジェクトの販売・設計・設置を効率的に行うためのツールを用いて、太陽光発電の専門家が複雑な手作業を合理化することによる大規模な太陽光発電の導入の促進を目的としている。同社のソフトウェアプラットフォームで設計された太陽光発電プロジェクトは750万件を超えている。
Auroraは昨年、2億5000万ドル(約290億円)のシリーズC資金調達で評価額20億ドル(約2,300億円)を達成し、「ユニコーン」の地位を獲得した。本取引では評価額がほぼ倍増し、約40億ドル(約4,600億円)に達した。
同社によると、太陽光発電業界では過去10年間、太陽光発電の設置容量が年平均42%の成長率を記録しており、2024年まで記録的な成長が続くと予想されている。この業界の勢いに加え、COVID-19の大流行によって加速したデジタルファーストのビジネス環境への移行もAurora Solarのビジネスを後押ししている。
【参照ページ】
(参考記事)Aurora Solar eyes product expansion after closing US$200m funding round
(日本語訳)Aurora Solar、2億ドルを調達、製品開発と事業拡張を加速