2月24日、DHL Global Forwardingは、サプライチェーンの排出削減サービス「GoGreen Plus」の航空貨物への拡大を発表した。
DHLの「GoGreen」サービスは、国際的に認められた気候保護プロジェクトへの投資を通じ、輸送中に発生する排出量を相殺し、気候変動に左右されない輸送を荷主に提供する。GoGreen Plusは、カーボン「インセット」による実質的な排出量削減を目指し、荷主が従来の化石燃料を持続可能な燃料に置き換えることを可能にする。
本サービスは、DHLの2030年までのサステナビリティロードマップの一部を構成し、燃料需要の少なくとも30%を持続可能な燃料でまかなうというサブターゲットに貢献する。また、このロードマップの一環として、同社はCO2排出量削減のために今後10年間で70億ユーロ(約9,050億円)のOPEXおよびCAPEXへの投資を計画しており、特に代替航空燃料に重点を置いている。
同社は、顧客がサステナビリティに貢献しCO2排出量の絶対量を削減できるよう、さらなるオプションや排出量削減商品の導入を目指し、他の部門でもGoGreen Plusサービスの開発を進める。
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DHL GLOBAL FORWARDING LAUNCHES GOGREEN PLUS SERVICE TO REDUCE EMISSIONS IN AIR FREIGHT