Verdox、ビル・ゲイツ氏のBreakthrough Energyなどから約92億円を調達

Verdox、ビル・ゲイツ氏のBreakthrough Energyなどから約92億円を調達

2月2日、炭素回収・除去の新興企業であるVerdoxは、ビル・ゲイツのBreakthrough Energy Ventures、Prelude Ventures、Lowercarbon Capitalなどの投資家から8,000万ドル(約92億円)の資金調達を発表した。今回調達した資金は同社の電気化学的炭素捕捉技術の開発と展開に充てる。

炭素回収技術は、大気中や産業用途からCO2が放出される前に除去する技術である。炭素回収技術の規模拡大は、世界的な気候変動目標の達成を可能にする鍵と考えられており、この分野は企業、政府、投資家の注目投資分野として発展してきた。

2019年に設立されたVerdoxの技術プラットフォームは、電気を使用して、空気から直接と排出源の両方から二酸化炭素を除去する。同社は、選択した電圧で電流を流すことでCO2の捕獲と供給を制御するエレクトロスイング吸着(ESA)プラットフォーム技術を商業化しており、従来のアプローチと比較して70%のエネルギー節約で産業排出物と大気からCO2を除去する。

【参照ページ】
(参考記事)Verdox Captures $80M to Develop Novel Electric Carbon Removal Technology

関連記事

“セミナーへのリンク"

おすすめ記事

  1. ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    2024-5-15

    ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    上場企業であれば気候変動の情報開示が当たり前になってきたのと同じく、人材のウェルビーイングの実現に…
  2. CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    2024-5-7

    CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    CSRD(Corporate Sustainability Reporting Directive…
  3. ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    2024-4-30

    ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    ESG投資の流れは国内外において拡大を続けている分野であり、注目を集めている。投資家のニーズに応え…

ピックアップ記事

  1. ESGセミナー・イベント一覧(2024年11月以降)

    2024-11-18

    ESGセミナー・イベント一覧(2024年11月以降)

    サステナビリティを推進には新しい知見の収集が必須。しかし、必要なセミナー情報を見つけるのに時間がか…
  2. ISSA5000とサステナビリティ保証:企業が今すぐ始めるべき対応ポイント

    2024-11-18

    ISSA5000とサステナビリティ保証:企業が今すぐ始めるべき対応ポイント(再掲)

    サステナビリティ情報、非財務情報、ESGデータなど企業のサステナビリティの取り組みを示す情報は、投…
  3. 2024-11-15

    【PR】12/3 記念イベントESG評価スコア改善『S&Pに聞く!2025年に向けたCSA徹底解剖』 (オンライン)

    いつもESG Journal Japanをご覧いただきましてありがとうございます。 ESG評…

““登録02へのリンク"

ページ上部へ戻る