1月25日、ゼネラルモーターズは過去最大規模の投資計画を発表し、地元ミシガン州に70億ドル(約8,000億円)以上の投資を行うことを明らかにした。今回の投資により、GMは2025年末までに北米で100万台以上のEV生産能力を確保することを見込んでいる。
GMの計画には、ミシガン州の4つの製造拠点への投資が含まれている。その中には、シボレー・シルバラードEVとGMCシエラEVの生産に向けたオリオン・タウンシップ組立工場の改築(40億ドル)やランシング地域での280万平方フィートのバッテリーセル製造工場新設(26億ドル)、ランシング地域の2つの車両組立工場に短期的な製品強化のための投資などが含まれている。本バッテリー施設への投資は、LGエナジー・ソリューションズとの合弁会社であるウルティウム・セルズを通じて行われる。
オリオンの改造とウルティウム電池の新工場、およびデトロイト・ハムトラムク組立センターのファクトリーゼロへの再構成完了により、GMのフルサイズEVトラックの総生産能力は60万台に達し、2025年までに北米でEV市場のリーダーになるという目標を達成することができる。
【参照ページ】
(原文)GM Accelerates its Drive to Lead the EV Industry with $7 Billion Investment in Michigan, Creating 4,000 New Jobs and Retaining 1,000
(日本語訳)GM、電気トラックとバッテリーの生産能力増強に向け、8,000億円以上の投資を発表