1月14日、Volvo Trucksは、現行モデルに比べて航続距離と蓄電容量を大幅に拡大した北米市場向けの新型大型電気トラックを発売すると発表した。
VolvoVNRエレクトリックトラックモデルは、Volvoが2020年11月に発売した全電気式大型トラックラインの一部を構成している。初期のクラス8 VNRモデルは、2020年後半に北米に導入され、240kmの航続距離を特徴としている。バッテリーの設計を改善し、6つのバッテリーオプションを備えた強化版VNRでは、この航続距離が85%増の440kmとなり、エネルギー貯蔵量は最大565kWhとなる。
同社によると、このトラックは充電時間の短縮も特徴で、6バッテリー・パッケージでは90分、4バッテリー・パッケージでは60分で80%の充電が可能である。
Volvoは、2019年に初のミディアムデューティー電気トラックを導入したのを皮切りに、電気トラックのラインアップを積極的に拡充している。同社は、2030年までにトラック販売の半分を電気トラックにする目標を発表している。
【参照ページ】
(原文)Volvo Trucks launches electric truck with longer range
(日本語訳)Volvo、新型大型電気トラックの発売を発表 蓄電量と航続距離の大幅拡大