世界大手投資運用会社のシュローダーは、持続可能な食料と水への移行を推進する企業に投資することを目的とした新しいグローバル株式ポートフォリオ「Schroder ISF Global Sustainable Food and Water」を立ち上げると発表した。
この新ポートフォリオは、世界の未来を形作る最も強力かつ持続的なテーマへの長期的なエクスポージャーを投資家に提供する、シュローダー・グローバル・トランスフォーメーション・レンジのファンド群の一部を構成することになっている。
シュローダーは、世界人口の増加や、炭素、水資源、生物多様性、廃棄物、健康といった持続可能性の問題など、課題が山積する中で、食糧と水のシステムはより資源効率が高く、持続可能なものにならなければならないとした。また、食品と水のシステムは、世界の温室効果ガス排出量の約4分の1、淡水使用量の65%を占めており、サステナビリティに大きな影響を与える分野となっている。
Schroder ISF Global Sustainable Food and Waterは、食糧と水のシステムを変えるために不可欠な新興技術や戦略的産業をターゲットに、35~60の銘柄を保有する予定。このファンドは、水管理、食品生産・加工、流通、リサイクルなど、主要なバリューチェーン全体を対象とする。
【参照ページ】
(原文)Sustainable food and water – why the current system needs to be transformed
(日本語訳)シュローダー、食料と水のサステナビリティを推進するポートフォリオ発表