10月18日、三菱商事株式会社は、温室効果ガス排出量の新たな削減目標と、エネルギー・トランスフォーメーション(EX)関連投資に関する指針を発表した。
温室効果ガス排出量に関しては2050年の排出ネット・ゼロを前提とし、新たな2030年度中間目標と具体的な策編計画を策定した。2020年度比で2030年までに排出量の半減を目指している。ポートフォリオ入替え、再エネ調達、省エネ・DX効果、燃料転換など、あらゆる方法を駆使して、温室効果ガス排出量を半減させる目標である。
EX関連投資に関しては、2030年度までに2兆円規模の投資をすることを策定した。再生可能エネルギー、銅、天然ガス、水素・アンモニアなどのEX関連事業をグローバルに進めていくとしている。
三菱商事は、カーボンニュートラル社会の実現にはEX・DXを一体で推進していく必要があると捉えている。また、資源・エネルギーをはじめとする様々な事業に携わってきた当事者として、天然ガスなどのエネルギーの安定供給責任を果たしつつ、地球規模の共通課題であるカーボンニュートラル社会実現との両立に取り組んでいくとしている。
【参照ページ】
カーボンニュートラル社会の実現に向けて