ホンダは、電気自動車(EV)など温室効果ガスを排出しないゼロエミッション車への完全移行に向けた取り組みを加速させている。
4月23日での会見では、2050年に温室効果ガスを全体でゼロにするカーボンニュートラルの達成に向け、40年までに先進国で販売する全ての車をEVか燃料電池車(FCV)などのゼロエミッション車とする方針を明らかにした。
加えて、6月23日の株主総会での内燃機関でカーボンニュートラルを実現できないのかとの株主からの質問に対し、eフューエルと呼ばれる液体の代替燃料などは現状ではコストが高くホンダとしてはEVやFCVを本命視しているとした上で、軽自動車のEV導入についても前向きな姿勢をみせた。