環境省、福島県の「脱炭素×復興まちづくり」FS事業に5件を採択

環境省は7月2日、福島県浜通り地域における「脱炭素」と「復興」の両立に向けた取り組みを推進する2021年度「脱炭素×復興まちづくり」FS事業に5件を採択したと発表した。

採択された事業は以下の通り。

  • 大熊町での営農型太陽光発電実現可能性調査
    • 代表事業者:清水建設
    • 共同実施者:JEMS、マイファーム
  • 浪江町での脱炭素ツーリズムに関する実現可能性調査
    • 代表事業者:野村総合研究所
    • 共同実施者:郡山観光交通、孫の手、食大学
  • 福島県浜通り地域における安価な水素供給モデルの実現可能性等に係る調査
    • 代表事業者:鈴木商館
    • 共同実施者:トヨタ自動車、豊田自動織機、日本環境技研
  • 浪江町請戸漁港における波力発電に係る実現可能性調査
    • 代表事業者:エイブル
    • 共同実施者:東京久栄、東京大学生産技術研究所、九電工
  • 浪江町におけるバイオマスレジン製造プラント等へのグリーン水素供給等に係る実現可能性調査
    • 代表事業者:EYストラテジー・アンド・コンサルティング
    • 共同実施者:バイオマスレジン福島、スマートアグリ・リレーションズ、相馬ガスホールディングス

【参照ページ】福島県浜通り地域における脱炭素まちづくりを進めるための再生可能エネルギーの導入等に係るプロジェクトの採択課題決定について ~令和3年度「脱炭素×復興まちづくり」に資するFS事業~

関連記事

おすすめ記事

  1. ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    2024-5-15

    ウェルビーイングとは?5つの要素から企業に求められる対応を解説

    上場企業であれば気候変動の情報開示が当たり前になってきたのと同じく、人材のウェルビーイングの実現に…
  2. CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    2024-5-7

    CSRDとは。日本企業に与える影響と今すぐできる対応を紹介。

    CSRD(Corporate Sustainability Reporting Directive…
  3. ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    2024-4-30

    ESG投資とは。改めて考える重要性とESG経営のメリット・今後の課題

    ESG投資の流れは国内外において拡大を続けている分野であり、注目を集めている。投資家のニーズに応え…

ピックアップ記事

  1. 2025-5-13

    米州開発銀行とIFRS財団、ラテンアメリカ・カリブ諸国でサステナビリティ開示基準の導入推進へ

    4月23日、米州開発銀行(IDB)、IDBインベスト、およびIFRS財団は、ラテンアメリカおよびカ…
  2. IPCCが示す気候危機と企業戦略:温暖化対策はコストか投資か?

    2025-5-12

    IPCCが示す気候危機と企業戦略:温暖化対策はコストか投資か?

    企業においてサステナビリティ経営は当然とされ、地球温暖化対策を行うこと自体が常識になりつつある。し…
  3. 2025-5-12

    農林水産省、2050年ネット・ゼロ実現に向けた「地球温暖化対策計画」を改定

    4月15日に、農林水産省は、「農林水産省地球温暖化対策計画」を改定したことを発表した。本計画は、2…

““登録02へのリンク"

ページ上部へ戻る