コマツ、カーボンニュートラル工場実現

コマツは8月18日、100%子会社で林業機械の製造販売を行うコマツフォレストABにおいて新工場を竣工し、生産を開始したと発表した。約19,000㎡の太陽光パネルの設置や地熱を活用した暖房設備など再生エネルギー供給設備を導入することで、電力使用量を大幅に削減し、コマツの生産工場として初めてカーボンニュートラルを実現した。

またAGV(Automated Guided Vehicle: 無人搬送台車)を活用した自動牽引組立ラインの導入や、点在していた生産工場を一ヶ所に集約し、生産工程および物流のレイアウトの最適化を図るなど新たな生産技術を織り込み、従来工場に比べ生産性の30%向上を実現する。

【参照ページ】―コマツ初のカーボンニュートラル工場― コマツフォレスト、環境に配慮した新工場の生産開始

関連記事

サスティナビリティ情報開示の潮流へのリンク

ピックアップ記事

  1. SBTi、気候目標の基準設定と検証部門を分離し、信頼性を高める

    2023-9-20

    SBTi、気候目標の基準設定と検証部門を分離し、信頼性を高める

    9月13日、企業の環境サステナビリティ行動を気候変動の抑制という世界的目標に合致させることに焦点を…
  2. EU委員会、すべての金融商品にサステナビリティに関する開示を義務付けることを検討

    2023-9-20

    EU委員会、すべての金融商品にサステナビリティに関する開示を義務付けることを検討

    9月14日、EU委員会は、持続可能な金融情報開示に関するコンサルテーションを開始すると発表した。 …
  3. マース、2030年までにバリューチェーン全体で排出量半減を約束

    2023-9-19

    マース、2030年までにバリューチェーン全体で排出量半減を約束

    9月14日、スナック菓子、食品、ペットケア製品を提供するマースは、2030年までにバリューチェーン…

アーカイブ

ページ上部へ戻る