みずほ、低炭素社会への移行を支援する約1,190億円のグリーンボンドを発行

みずほ、低炭素社会への移行を支援する約1,190億円のグリーンボンドを発行

8月28日、みずほフィナンシャルグループは、7億5,000万ユーロ(約1,190億円)のグリーンボンドを発行したと発表した。

今回の発行は、みずほが先月発表した、2019年から2030年にかけて100兆円の持続可能な金融を促進するという目標に続くもので、その中には50兆円の環境・気候変動関連金融も含まれる。みずほは、このグリーンボンドが環境・気候変動関連金融活動の資金の一部として機能すると述べている。

みずほは、2023年度からの中期経営計画において、「個人の幸福な生活」とそれを支える「サステナブルな社会・経済」を長期で目指すビジョンとして掲げ、実現に向けて注力する戦略を明確化した。サステナビリティ&イノベーションは、みずほ銀行の中核的な事業テーマのひとつであり、気候変動への対応は、このテーマにおける最重要課題として位置づけられている。

グリーンボンドからの収益は、みずほ銀行に提供され、グリーンプロジェクトに融資される。

【参照ページ】
グリーンボンドの発行について

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